下関のエゾノキ

下関のエゾノキ

2012.05.18

昭和59年4月20日遠野市指定天然記念物

遠野市青笹町青笹10地割

この場所を探すのに苦労しました。国道を挟んでJR釜石線側ばかりを探していたのですが、下関は国道で分断されていて反対側にありました。国道からもよく見えます。灯台もと暗しとはこのことですね。

姿のいい大木としか遠目からはわからないですが、非常に面白い幹の伸び方をしています。というより風雪を耐えて耐えて生き延びてきた老木の踏ん張りを感じます。

樹皮は灰色で、根元は一緒でも3本に分かれそしてくっつき、そしてさらに3本に分かれており、所々縦に裂け、朽ち落ちるも尚、枝を伸ばし懸命に生命を育んでいる姿は感動ものです。