遠野むかしばなし村の狛犬

遠野むかしばなし村の狛犬

2011.11.12

遠野市中央通り2-11

遠野むかしばなし村にある松尾さんという小さな神社の中に鎮座するこれまた小さい狛犬である。もともとは造り酒屋にあった神社だという。

この狛犬、非常に面白い表情というか造りで、カモノハシという動物を連想させる。平面的な造り、口の開き方もなにか中途半端な感じでニヤッと笑っているように見え、面長な顔とちょこんと付けられた耳、なんともかわいらしい。お堂の中でなにやら二頭で話をしているようだ。

台座には菊の紋などが彫られているが、制作年代はわからない。狛犬の間には不思議な蛇がとぐろを巻いた形をした石(溶岩の固まりか?)がある。