飯豊神楽

遠野遺産第118号

記録によると文政4年(1821)には すでに成立していたという。八幡神 楽の系統で、他の神楽に比べ拍子が 速く荒々しい踊りで、打ち鳴らしに 特徴がある。遠野郷山伏派では最多 の演目を舞える。昭和29年に中断、 同43年に有志により復活。その後、北海道・東北ブロック民俗芸能大会、 全国青年大会に出場した。平成12 年にイタリア、同15年に熊本県菊 池市、宮崎県西米良村でも公演した。 南部神社、駒形神社、倭文神社、日 枝神社、宇迦神社などに奉納する。